ベランダで作る野菜の記録


by yoshi09001

IJET-25に参加

21日、22日と、年1回の翻訳業界(JAT)の大イベント、IJET-25に参加してきました。

21日の午前中は「赤毛のアン」翻訳に託した未来への希望、と題した村岡恵理さんの基調講演。昔の写真を背景にいろいろなエピソードを交えての素晴らしい講演で、あっという間の1時間半でした。

私は最近自分自身のプレゼンテーション能力に限界を感じていることもあり、こういう講演では講演者の話し方とか、ストーリーの展開とかに特に注目しています。この基調講演はその内容はもちろんのこと、落ち着いた態度で、無駄のない、流れるような話し方が特に印象的でした。

c0199370_8514553.jpg

この日は、自分を含む5人による「技術翻訳101」のセッションがあり、実はこれが私には大きなプレッシャー。今回は5人でやることから、1人あたりの持ち時間(25分)を守らないと他の人に迷惑がかかります。そこで、いつもはやらないのに今回だけは特別に原稿(PPTのノート部分)まで用意して、前日に2回ほどリハーサル。

ところが、原稿を用意しても、実際にはその通りには話せない。別のことを話してみたり、これは言いたい、ということを落としてみたり、つくづく、嫌になります。それでも、時間的には24分くらいで収まることが分かったので一安心。自分の経歴を紹介する昔の話はつまらないから飛ばした方がいいよ、という連れ合いの意見も入れて、多少の時間短縮も。

次の問題はネットワーク接続。今回は「Google検索を活用しよう」ということで、AutoHotKeyを利用したマウスボタンからの1発Google検索をデモしようとしていたのですが、iPhone5のテザリングや、MBAにWindows8.1を入れた環境でWindows側のネットワーク接続がうまくいかないなど、心配の種は尽きず。皆さんにご心配をおかけしましたが、これも何とかクリア。

本番では、佐藤さんが用意してくれたキッチンタイマーのおかげもあり、全員が持ち時間を守ることに成功!やれやれですね。

終わった後の質疑応答も活発で、時間を少し延長しながら(ご迷惑をおかけしました)、最後は廊下に出て活発なディスカッション。今回のセッションはまずまず好評だったと思います。

2日目の午前中は、遠田和子先生の「さらば、日本語が透けて見える英語」に参加。自分が参加した中ではこのセッションが一番印象的。というのは、日英翻訳に関していつも自分が感じていることを体系的に、きちんと説明してくれたことが嬉しく、それと遠田先生の、にこやかな笑顔を絶やさない、オーディエンスをしっかり巻き込む話し方が特に魅力的でした。出席者とのディスカッションも活発。こういう大事な話は、もっと多くの日英翻訳者に聞いて欲しいと感じました。

この日のネットワーキングランチでは、初めてお会いした方とかなり突っ込んだ話まで進みました。これから定年後に翻訳者になる予定とのことで、自分の経験を踏まえていろいろとアドバイス。こういう話ができるのもIJETの良いところですね。

ま、そんなことで楽しい2日間でした。最後は翻訳者仲間が集まってゆるっと韓国料理で締めくくり。IJET実行委員会のみなさま、本当にありがとうございました。
c0199370_9514211.jpg

[PR]
by Yoshi09001 | 2014-06-23 10:01 | 翻訳 | Comments(0)