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ベランダで作る野菜の記録


by yoshi09001

Trados 2014を使い始めて2ヶ月(自分用のメモ)

Trados Studio 2014を本格的に使い始めてから2ヶ月と少し。何とか使えるようになってしまうと、これまで長く使っていたTrados 2007にはもう戻れそうにない(とは言いながら、まだ戸惑うことも多いが)。

良かったこと:
1.ExcelやPPTをテキストファイルに落とすことなく、そのまま翻訳できる。そのため、SimplyTermsの出番がなくなった。手間も減った。

2. 統合環境なので、立ち上げに時間がかからず、すぐに作業を始められる。つまり、これまではTradosのワークベンチやMultitermを立ち上げてからターゲットファイルを開いていたので余分な手間がかかっていたのかも。

3.Trados 2007の場合は原文と訳文が上下に配置されるが、Studio 2014は横並びのため、最初はかなりの違和感があった。しかし、慣れてしまうと特に問題はなくなってしまったので、これは嬉しい誤算。

4.テキスト化しないで済むことから、翻訳終了後の書式修正の手間が減った。

5.Windows10に移行(まだしていないが)する場合の不安が減った。従来環境ではまずダメだっただろう。


ダメなこと:
1.不要なタグが邪魔。不要なのに、訳文にも入れておかないと訳文の生成でエラーになる。

2.改行が入っていると文節の結合ができない。

3.蛍光ペン等の色付けができない。

4.原文側で検索できない?(やり方が分からないだけ?)→ (追記)皆様のおかげで解決しました。要はCTRL-Hではなく、CTRL+Fでやればよかったということでした。感謝。

5. かんざしで用語検索をさせるとき、Studio 2014の立ち上げの都度、送信先を設定しないと検索窓に入らない。

他にもいろいろ出てきそうなので、また時間があったら書き足していこう。

追加(2/19)
6.フリーズに近いことはよく起きる。素早く操作したときにおかしくなる場合が多い。対処方法は、慣れることかな。

7. 使い方の問題でもあるのだが、100%に近い一致が出てきたとき(マニュアル等で繰り返しの文言)、違う部分があるのに不注意で確定してしまうことがある。後で気がつくとひやっとする。これはTrados 2007ではあまりなかったこと。何故だろう。

8.ファイルが大きいときや、使うTMが多数のとき、動作がとても重くなる。

9. 次のセグメントに進まずに確定したいとき、何故キーを4つも(CTRL+Shift+Alt+Enter)一緒に押さないといけないの?よく使う機能なのに。



by Yoshi09001 | 2016-02-18 09:16 | 翻訳 | Comments(0)