OS移行(続き)
2013年 01月 03日
ご存じのとおり、SimplyTermsでテキスト化した場合、テキスト以外に翻訳単位を識別するためのコードが追加されますが、Tradosで翻訳作業を行うとき、いちいちそこでストップしてしまい面倒です。そこでこれを外部タグにしてしまい、Tradosでの作業をスムーズにしようという工夫をしています(詳細は帽子屋さんのブログ http://baldhatter.txt-nifty.com/trados/2012/09/ppt-simplyterms.html#moreを参照)。
今朝一番、仕事にかかった途端にここでストップ。当然ながらこのためのマクロが動作しないのでした。設定方法は帽子屋さんのブログの通りなのですが、面倒だったのでとりあえず同じ効果のある別のマクロで仕事を進めることに。
さて、仕事が終わってからこのアドインを入れようとして四苦八苦。半年前にやった作業でも、完璧に忘れています。なので、後で迷わないよう、今回はその手順をここに書いておきます。
1. 必要なスタイル(tw4winExternal、tw4winInternal)の入ったWordファイルを用意。
2. なお、Wordを立ち上げたときの文書1のスタイルを見ると、当然これらのスタイルは
組み込まれていません。
3. 必要なスタイルの入ったWordファイルを開き、ツール→「テンプレートとアドイン」
を開き、左下の「構成内容変更」をクリック。
4. 左側のペインにあるスタイル(tw4winExternal、tw4winInternal)を、右側のペイン
(Normal)にコピーして終了。
5. Wordファイルをすべて閉じます。
6.再びWordを立ち上げて(文書1)スタイルの内容を確認すると、スタイルはちゃんと
入っています。
はい、これだけでOKです。SimplyTermsで作ったテキストファイルを右クリックして
「プログラムから開く」でWordを選択してください。開いたWordファイルには自動的に
これらのスタイルが入っています。あとは外部タグ化のマクロを使えば一発です。
外部タグ化のマクロはbaldhatterさんのブログ↓
http://baldhatter.txt-nifty.com/trados/2012/09/ppt-simplyterms.html#more
に記載されている手順(ステップ5~6)をそのままマクロ化しただけです。
やはり、OSを変更した後の移行作業は1つずつ、こつこつ、ですね。