初めての坐禅
2013年 09月 26日

この入り口を入った左の方に受付があり、住所、氏名を記帳して横の箱に100円を入れる。さすがに禅寺の雰囲気が漂い、気が引き締まる。更衣室は普通の和室で、私は作務衣に着替え。貴重品は会議室にあるロッカーに保管。

初めての人向けには講習会があり、そこでお寺の中でのふるまいや坐禅の作法を教わるのだが、今回は20名を超える参加者で、部屋は満員だった。若い人が多かったし、外国人のひともちらほら。
私は体が固いので正式な足の組み方(結跏趺坐=けっかふざ)はとても無理、片側の足だけ膝の上に乗せる半跏趺坐(はんかふざ)もなかなかうまくいかない。本来は両膝とお尻の3点で体を支持すると姿勢も良くなるようだが、どうしても両膝をつくことができない。まあ、しかたない。無理は禁物です。
さて、本番は坐禅堂で約40分。足がしびれてとても保たないのではないかと危惧していたが、多少のしびれはあったものの、終わったら特に問題なく立ち上がれた。
初めて坐禅を組んだ40分。何も考えない、というのはまだ無理で、どうせならと思い、自分の人生を小学校のあたりから順番に振り返ってみた。高校生のあたりに来たところで、高僧の方と思われる静かな声で説法が始まる。これが気になって、集中できなくなり、雑念が次から次へと消えては浮かぶ・・という感じ。高僧の方のお話が終わって少ししたら、鐘がなって終了。
あっという間の40分でした。次回は駒澤大学の坐禅堂。とても楽しみだ。
最後に、煩悩タイム。
